LUCIE'TOO × 日光ミライMEETINGグッドタイムミュージック“HOMETOWN”ができるまで
“日光サードプレイス”をテーマに、栃木県出身のガールズバンド「Lucie,Too」が日光サードプレイスプロモーションソング“HOMETOWN”を完成させました。楽曲の歌詞は2018年11月11日にLucie,Tooのメンバーと市内外の10~20代の若年層の参加者が思い描く日光のイメージをディスカッションしたワークショップで、ベースとなるキーワードが生まれました。メンバーは楽曲のイメージを膨らませるため、キーワードを元に市内を散策。実際に街歩きをしながら日光の空気に触れ楽曲の世界観を構築していきました。「初めての挑戦で不安もありましたが、みんなの想いが詰まった曲ができました。地元の人はもちろん、たくさんの人に聴いてもらいたいです」とLucie,Too。やさしいメロディーと歌詞は観光地としての日光とは違う一面が描かれ、何気ない日常のかけがえのない大切を綴った楽曲となりました。
ワークショップの様子
あかほり公園
地元の子がよく行くというJR今市駅近くにある公園。ワークショップで「猫がいっぱいいる公園」と聞いていた通り、本当に猫がたくさん!「大きい子はママ猫なのかな?」とメンバーと一緒におしゃべりしながら、夢中になって猫の写真を撮りました。きっとここに住んでいたら、毎日友達と学校帰りに寄っただろうな~と思います。
大出パン店
近隣の高校にもパンを卸している地元でお馴染みのパン屋さん。店内に入るとやさしそうな店員さんが迎えてくれました。いろいろな種類のパンがあったので、迷いながらメロンパン、塩バターパンなどを購入。ひと口食べてみると、素朴な味でとても美味しい!放課後、高校生たちが公園で友達と食べる姿が目に浮かんできます。
杉並木公園
冬のひんやりとした澄んだ空気を感じながら、日光街道の杉並木から公園までを散策。ワークショップでも出ていた「きれいな水」という言葉の通り、杉並木の側には透き通った美しい水が流れていました。公園には水車やオブジェがあったり、近くの駅を通過する電車が見えたり。のどかな雰囲気で、日光で暮らす人々の日常が感じられました。
玉藻小路
報徳二宮神社、雑貨店を立ち寄りながら路地裏のカフェへ。現代と昔が融合しているような落ち着いた空間が印象的です。長い時間を一緒に過ごしている私たちも、ランチを食べながらいつも以上に会話が弾みました。豊かな自然とオシャレなお店が共存する日光は、県内の他の地域とはまた違う、独自の街並みが広がっているように感じます。
日光明峰高等学校
ワークショップに参加してくれた3年生の新井結水さんが校舎を案内してくれました。初めて来たはずなのに、懐かしい場所。教室、視聴覚室、図書館、音楽室、理科室…そして窓からの景色。自分たちが高校生だった時のことも思い出しました。「一緒に帰った通学路」「部活の練習」、みんなから聞いた言葉がすっと心の中に落ちていきます。
揚げゆばまんじゅう・
てんとう虫
大好きな「さかえや」の揚げゆばまんじゅうと、レトロなファーストフード店「てんとう虫」のクレープ。どちらも長く親しまれているお店です。ここにもたくさんの人の思い出が詰まっていそう。実際に街歩きをしてみて、楽曲のイメージが鮮明になりました。日光の魅力を再確認できた今日1日の出来事は、私たち3人にとっても特別な思い出です。
“HOMETOWN”
HOME TOWN
作曲 Chisa
確かな事は幾つとないけど
思い出すものは目の奥に残ってる
杉並木から見上げる景色
心地よい風に包まれて登ったいろは坂も
穏やかに過ぎる毎日が愛しいから
湖のほとりで移り変わる季節を眺めていた
どうか忘れないで夜空に光るは無数の星
願いが叶うおまじない
橋の上から飛ばした紙飛行機
穏やかに過ぎる毎日が愛しいから
この街に生まれて移り変わる季節を眺めていた
どうか忘れないでこの道は今日も続いて行く