SHAKE THE NIKKO!!!!!!!日光を遊びつくせ!!!!!!INTERVIEW 250+ nikko plus

日光のまちづくりグループ「250+(ニッコウプラス)」は元々は日光市主催で5年間活動していた「日光創新塾」の卒業生が集まり、結成。「FUN to FAN」を合言葉に「日光をよりおもしろく盛り上げていきたい。」そんな思いを胸に活動している。
  • 大槻 雄一さん

    旧藤原町出身。市内でゲストハウスを経営しながら社寺ガイドの仕事もこなす。250+の代表として活動中。

  • 今成 綾さん

    旧今市市出身。家業の美容院で美容師を務める。250+では企画を動かす実動部隊として活躍。

  • 関本 智さん

    旧今市市出身。大田原市の某金融機関で勤務中。
    250+特に活動費の金銭管理面では頼れる存在である。

  • 棟方 瑠美さん

    青森県出身。市内にある教育施設の管理会社で事業主任を務める。
    女性目線の視点から250+に欠かせない存在だ。

活動のベースは「自分たちが楽しむことをやる」

活動の経緯できるだけ日光にあるものを使って、
楽しいイベントを考えましたね。

  • 今成

    日光市の事業で地域の新しいリーダー育成を目的とした「日光創新塾」で一緒に活動したのがメンバーとの最初の出会いです。活動は5年間続けて一旦終了したんですけど、このまま終わるのももったいないよねってことで、コアなメンバーで一昨年から250+(日光プラス)を立ち上げることに決めました。
     日光創新塾時代の活動で最もたくさん人が集まったのが「日光・おちあいピザフェス」でしたね。落合公民館が中心となって、その中で僕たちは企画を担当しました。

  • 大槻

    それが想定外の集客効果で…。ピザを焼くのが全然間に合わなくてクレームをバンバン言われて、僕らはお客様に謝りっぱなし…。嬉しい誤算でしたけど思い出深いなあ。

  • 今成

    「きものde日光」という催しもやりました。きものを着て食事やお茶できる店を募って、茶道教室をされている方々にもご協力いただいて、参加者にお抹茶をふるまってもらいました。

  • 大槻

    「フォタリングin足尾」は足尾にあるたくさんの産業遺産を自転車で巡って、写真を撮ってもらうツアー。

  • 今成

    3位の人が一番いい商品をもらえるんです。足尾銅山にひっかけて銅メダルがもらえる、なんてね!(笑)。

  • 大槻

    できるだけ日光にあるものを使って、楽しいイベントを考えましたね。

  • 今成

    現在の拠点の「しばらく、図工室。」は10年近く空き店舗になっていた場所を探し当て、メンバーで8ヶ月ぐらいかけて改修をして一部をシェアスペースとして生まれ変わらせました。居心地がよくなるよう更に改修をする予定です。

  • 大槻

    レンタルスペースとしての図工室は様々な活動で使えるんです!自分たちで消費するなら、食べ物の持ち込みも可能ですしね(笑)。

  • 今成

    ありがたい話、すでに、鹿革クラフト教室や、ゲーム大会会場、NPOの総会や作業場なんかでも使用していただいてます。

  • 大槻

    250+のメンバーは18人程度で、中心になって動くメンバーは7人くらいです。基本的に勝手にイベントを企画して楽しみます。グループに入っていても参加してなかったり、2、3年関わってない人もいる。でも、それを責める気は全くないし、会ったら久しぶりーって、何となく繋がれます。お互い忙しい時もありますしね。

  • 棟方

    お互いに縛りすぎず、分担もきっちり決めすぎないことが、続けられるコツかもしれないですね。負担になると続きませんから(笑)。

今後の展望について僕らより若い世代の人たちと
一緒にやりたいですね。

  • 関本

    もうちょっとメンバーが増えて欲しいですね。できれば市内に人がもっと知り合う場所を作るような意識でまちづくりをして行きたいです。1人増えただけで雰囲気でガラッと変わるので、ちょっと変わってて面白い人が気軽に入って欲しいです(笑)。

  • 今成

    今後はまちづくりの次の世代、僕らより若い世代の人たちと一緒にやりたいですね。

  • 関本

    とりあえずこの図工室が毎日運営できるような状態にしたいですね。ここは空き家を借りて、自分たちで手を入れながら使っています。250+の活動で家賃も捻出できて運営が十分活性化できるようにしたいです。

若者全体へのメッセージ興味を持ったら、
まずなにか やってみて欲しいです。

  • 棟方

    受け身にならず、とりあえず出歩いて見て欲しいです。私は、県外から日光で仕事をすることになって新しい土地で友達作りも含めて参加しました。自らワンアクションを起こしてみると、絶対何か良いことが起きると思います。

  • 関本

    僕は逆に、自分から参加したわけではないんですよ。会社から言われ、とりあえず参加したんです。でも、自分の街にこんなに頑張ってイベントをやっている人たちがいるんだって驚きました。だから、受け身でも構わないので、新しいところに赴いて何か学んでみるといいですよ。

  • 大槻

    興味を持ったら、まずなにかやってみて欲しいです。きっと世界を広げるキッカケになると思います。ぼくは、2008年の5月に仕事を辞めてバックパッカーをやってました。東南アジア全体を回ってみてわかったんですけど、良い意味であっちの人は愛国心がありますね。基本「まちづくり」をやらされている感じはなくて、自分たちがどう楽しむか、で考えています。若いみなさんも、自分から楽しいことをアクティブに実現して行って欲しいですね。

  • 今成

    自分たちが「こんなことしたいな」とか「こうやったら楽しいな」って思うことをやって欲しいですね。そのためのお手伝いであればいくらでもしますので。自分達のまちを自分達で楽しくしてみませんか?

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