日光愛が止まらない。Love to Nikko doesn't stop

正直、日光には知らない“コト”や“ヒト”がたくさん。ここでは日光を拠点に活躍するジャンルの違う6名の大人達へインタビュー。日光への愛やこれからについて話を聞かせてもらいました。ジャンルやスタイルは違うがみんなの思いはひとつ、愛する日光をもっとよくしたい!日光にはカッコいい大人達がいて大人になるのが少し楽しみになった。

質問事項
1日光での生活と仕事について
2ご自身の今後の展望
3若者へのメッセージ
  • 柴田 智子さん

    柴田 智子さん

    NIKKO ART PLANNING 代表、アートディレクター(建築・デザイン)、イラストレーター、
    WORLD BREAKFAST ALLDAY(有限会社日光デザイン)オーナー

    日光市落合地区の農村部で生まれ育つ。歴史的景観に関心を持ち、高校時代より欧米諸国を中心に短期滞在を重ねる。美大入学とともに上京し、建築や美術造形学を学ぶ。卒業後、下小代旧駅舎の保存運動を展開。ここ10年ほどは建築事務所を営む一方、日光市で外国人宿泊施設の企画運営や、世界の朝食を提供する飲食店を企画、東京で経営。

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    東京と日光。
    2つの拠点から日光を見つめる

    27歳の時に日光に戻って建築事務所を設立し、外国人向けの宿泊施設も運営しましたが、8年前からは東京に拠点を移し、世界中の朝ごはんを提供する飲食店を経営しています。
    日光には世界的に誇れる文化遺産や景観がありますし、東京へのアクセスもいい。けれど、冬の寒さが痛烈で人口も少なく、生活する上の厳しさがあります。それを払拭する日光のイメージが幼少期に過ごした記憶だったり、東京や海外から見た「日光」です。そして、それらが日光で生活と仕事をしていく上で、新しいものを獲得していく力になると思っています。
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    重心を日光にシフト、
    東京経由で世界へ発信

    最近、日光の食材や素材を活かした商品作りにも取組んでいます。ここ10年間は東京を拠点に置いて日光に人を呼び込んでいましたけれど、2拠点居住の価値を最大化するために、最近は生活・仕事の重心を徐々に日光に移しつつあります。
    私は自分の育った村や地域に誇りを持っていますし、世界のどの町にも負けない景観や環境を育てていきたいと常に考えています。だからこそ、今後は東京経由で日光の豊かさや美しさを世界に発信したり、景観に対する高い意識を持つ地元の人たちの輪を広げたいですね。
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    一度は外の世界に出て、
    再び日光に戻ってきて

    日光の景観はここで暮す人を育むとともに、先人の知恵や努力によって結実したかけがえのない文化の一部です。でも、ずっとそこに住んでいると価値に気がつかないものです。だからこそ、日光に生まれ育った若い人たちには、日光にとどまらずに一度は外の世界に出て学び、いつか日光に帰って来て欲しいです。そうするときっと、 当たり前だった 日光の歴史や財産、家族や友人、隣人のことを俯瞰して見ることになり、それまでより深く知ることができるでしょう。そして、ぜひすてきな配偶者やお友達をたくさん連れて、日光に戻って来てくださいね。
  • 森田 孝道さん

    森田 孝道さん

    栃木県立日光自然博物館 自然ガイド

    栃木県立日光自然博物館の自然ガイドであり、営業推進統括として学校や旅行代理店、鉄道会社とのコーディネートも担当。森田さんにとって、日光の自然とここに関わる人々とのコミュニティーがサードプレイスだ。

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    地元を知らなかった自分に気づく

    いろは坂の麓、細尾で生まれ育ちました。東京の大学を卒業後Uターンして今の仕事に就きました。ここで仕事して気がついたのは、自分が地元をまるで知らなかったっていうことでした。「このままでは仕事にならない!」。そう思って地域をくまなく歩き、改めて日光の素晴らしい自然や文化を知りましたね。そんな経験を生かして、見えない価値観を提供する入口的な役割として、初めての方にもわかりやすいガイドを心がけています。
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    変わりゆく奥日光と寄り添って

    近頃はインバウンドなど変化の最前線にいる手応えを実感しますね。ただ、一方では今後の変化に不安も感じるんです。例えば、ここ数年奥日光に雪が降らなくなってきていること。こういう自然環境の変化は観光にも影響を及ぼしますから。ただ、幸いなことに閑散期の冬季でも、奥日光には外国人観光客の方々が来てくださっていますが…。今後は外国語対応も含め、多様な価値観を持つ方々のご要望にお応えしていきたいと思っています。
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    外国の文化を理解して交流を

    今、奥日光では若者が少ないんです。その一方で、春や秋の長期休暇を利用してアルバイトへ来てくれる若者もいる。ぜひここに関りをもったきっかけを活かして、奥日光の発展に繋げていってほしいですね。それと、若者のみなさんには実際に海外に出向き、現地の外国語に触れて学んでほしい。彼らの文化への理解を深めないとジョークひとつ通じませんよ。ただ見る、聞くだけじゃなくて、実体験から学んだことを活かしてほしいですね。
  • 渡邊 康浩さん

    渡邊 康浩さん

    渡邊佐平商店代表取締役

    日光の地酒酒蔵オーナー。日光市観光協会今市支部理事、栃木県酒造組合(醸友会)幹事長。サードプレイスは日光杉並木。タイムスリップした気分になれる。

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    仕事は楽しく!
    久しぶり!と言い合える町に!

    大学から数年は東京で過ごしましたが、それ以外はここで生活してます。この地域は、人との距離が特に近く、うっかり道に落とした財布もきちんと戻ってくるほどですよ。人と丁寧に付き合うのが身についてて、人となりが見える関係性が好きですね。仕事面では、業界のみで付き合いが狭くならないように、商店街連合会や物産館オアシスにも関わってます。酒蔵見学案内では、最近海外のお客さんがだいぶ増えましたね。
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    背伸びではなく
    できることを地道にやる

    酒蔵としては、良い物を作って広めていくこと。今は海外への輸出も視野に動いてます。日本酒と言ったら日光!といわれるように、認知度をあげていきたいですね。また、来てくれた人が楽しめる地域づくりもしていきたいと思ってます。どんな人も受け入れることのできる懐の深い地域が、この日光、そしてその一要素に自分がなれたらと!。最終的に心に残るのは「人」とのつながりなので、人の記憶に残る人間でありたいと思いますね。
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    自分の枠の中から出てみて、
    新しく見える世界

    おとなしい子が多いようだけど、もっと元気に楽しくやっちゃえばいいですよ。苦手だと思う人にこそ自分から声をかけてみるとか、思いきって外に出てみるとかね。自分の故郷である、日光を好きになってほしいですね。例えば海外へ出ることで、外からの評価や、日光の良さが分かったりするでしょう。人の勝手なイメージを払拭し、客観視することは大事です。生活は、楽しいと思って暮らしていると、楽しく思えてくるものですからね。
  • 飯村 孝文さん

    飯村 孝文さん

    日光茅ボッチの会・日光自然工房 主宰

    宇都宮市出身、日光地域在住。「日光茅ボッチの会」「日光自然工房」を主宰し、栗山地域土呂部地区の歴史的景観である草原の保全活動や自然観察を行うとともに、自然体験ツアーなどを実施し、年間110日は栗山に通う。この活動の場がサードプレイス。

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    土呂部の里山風景を残すために活動

    子どもの頃から植物や昆虫に好きだったので、学生時代から日光に通っていました。栗山地域土呂部地区との出会いは日光市役所で働いていた時のことです。栗山地域土呂部地区の職員とのご縁で、土呂部地域にある半自然草原(茅場)のことを知りました。最初は、なんでこんな山の中に草原があるんだろうって思ったんですが、地元の人たちが手で草を刈っていることを知り、この茅ボッチのある美しい里山の風景を守りたいという思いから、会を立ち上げました。
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    地域の資源で特産品作りに挑戦

    茅ボッチのある土呂部の美しい里山風景と貴重な動植物を守りたい。そして、今後もこの活動を通して多くの人に草原の大切さを感じてほしいですね。草原を維持するためには畑、山、人家の存在が必要です。だから、定期的に草刈りや樹木の伐採を続けていますし、最近は地元の皆さんとカエデの樹液でメープルシロップを作るなど、特産品作りにも励んでいます。ここにいて良かったと思ってもらえるよう地域を盛り上げたいですね。
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    密度の濃い自然を体験しに来て

    土呂部の大きな魅力は密度の濃い大きな自然。この草原は人々の暮らしがあったからこそ維持されてきました。そして、ここには他にはない、山とつながりのある暮らしがあります。こんな美しい自然のある場所が東京からわずか3時間ほどの所にあることに、若い人にはぜひ気づいて欲しいですね。田舎だから何もないと思ったりしがちですけど、実は無尽蔵に楽しめる自然があります。とにかく土呂部に来てみてください。きっとわかりますよ。
  • 神山智司さん

    神山 智司さん

    NAOC アウトドアガイド

    旧日光で生まれ育つ。大学時代は横浜で暮らし、体育大学で学ぶ。東京で13年過ごしたのち2011年に日光へ帰郷。現在アウトドアアクティビティを提供する会社「NAOC」でアウトドアガイドとして働く。サードプレイスは最近暮らし始めた今市の町。

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    日光の自然が仕事のフィールド

    学生時代を含め東京で13年程過ごし、東日本大震災を機に帰郷しました。帰郷後まもなく自然ガイドインストラクター養成講座に参加し、その後現在の会社に就職しました。日光の大自然をフィールドに、お客様に冒険を楽しんで頂く仕事をしていますが、自分も楽しむことを大切にしています。久々に戻った日光は、昔なかったアクティビティやお土産などがあって新鮮でしたね。それに、観光地なので外国人など様々な人との交流もあって楽しい。サイクリングにも最高ですよ。
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    逆境をプラスと捉えて突破!

    日光は世界的な観光地ですし自然豊かな国立公園ですから、まだまだたくさんの可能性を秘めていると思っています。でも、現状としての日光は消滅可能性都市といわれ、人口の減少や市の財政の切迫など、厳しい問題を抱えているのも現実です。だからこそ、自分も含め、これから日光をしょって立つ若者達と、逆にこの現状をチャンスと捉えたいですね。若い力と移住者、そしてユニークな考え方を持つ人たちが日光を救うと思うんです。
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    地域外から日光を再発見する

    今の日光の現状は確かに厳しいです。でも、そこに絶望するのではなく、周りの人を巻き込んでより良い未来を創造しようとする人が出て来てくれたら嬉しいですね。そして、自分もそうでしたけど、一度は地域の外に出て日光を見るのもいい経験になると思います。僕は都会に住んで日光の良さを改めて感じ、絶対に帰ろうと思いました。ここにただ閉じこもっていても、新しい何かを産み出すのは難しいかもしれません。ぜひ色んなことをやってみてください。
  • 小池 秀明さん

    小池 秀明さん

    NPO法人日光門前まちづくり 事務局長

    建設業・小池工業株式会社の4代目。取締役・総務営業部長を務める。その傍ら「日光の社寺以外のまちなかにも光を当てたい」という思いからNPO法人日光門前まちづくりの事務局長として、まちなみの整備からまちあるき「日光ぶらり」の企画・案内を行う。

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    地元の隠れスポットをご案内

    私は仕事の傍らNPO法人「日光門前まちづくり」の運営に参加し、観光ガイドには載っていない日光の路地裏や隠れスポットを地元目線でご案内する「日光ぶらり」というガイドツアーをしています。
    豊かな自然や世界遺産の二社一寺にスポットが当てられがちな日光ですけど、実はそれ以外にも魅力的な見どころがたくさんあります。参加された方からは、「二社一寺は知っていてもこんな場所は知らなかった」というお声をいただいて嬉しいですね。
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    活動を通じて地元を盛り上げたい

    ガイドツアー「日光ぶらり」が事業としてきちんと成り立つようにしたいですね。
    地域の発展を考えると、ボランティアだけでやっているガイドにはいずれ限界が来ると思うんです。いくらかでもちゃんと報酬をいただくことで責任感をもって仕事を果たせますし、ガイドの人数も増やせます。それに、まちあるきを通して地元のお店にもお金が落ちるようにもしたいんです。お店の方たちとのふれ合いも含めて、「会いに行く日光」を実現したいですね。
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    前例にとらわれないアイデアを

    他の観光地の視察を行ってきて感じたことですが、日光は決して観光の先進地ではないと思っています。もちろん知名度や歴史はありますけど、そこに甘えてしまってはいけないと思うんです。日光の歴史的な背景を理解したうえで、やってはいけないこともあります。
    でも、若い皆さんには前例にとらわれないアイデアを出していってほしいと思います。しがらみのない立場で自由に発言できるのは若者の特権ですから!
  • 倉持 みふさん

    倉持 みふさん

    日光市地域おこし協力隊

    地域おこし協力隊として栗山地域を盛り上げるため3年前から移住。
    夫が起業したKuriyama Go Travelでシカ革のハンドメイド品の制作や販売も行う。サードプレイスは栗山地域の四季折々で変わる風景で、特に蛇王の滝の紅葉がおすすめ。

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    仕事が日光と知り合うきっかけに

    前職では都内の旅行会社に勤めていました。転職を考えていた時に地域おこし協力隊の募集を見つけ、日光の地名に惹かれ3年前に栗山に来ました。
    初めに思ったのは山の新鮮な空気、四季を感じられる幸せ…。不便かと思いきや生活してみると意外と平気で(笑)。皆さん、わが子のように優しく親切にしてくれます。仕事は今までの経験を活かして自由に活動できるので、地元の人と関わりながら日光のPRに繋がる事業を日々模索しています。
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    とまらない!栗山おこし

    地域おこし協力隊の任期も残り2年。地域イベントや旅行企画など色々なことに取り組みましたが、日光で後々まで続く資産を残したいですね!その一環としてシカ革を活用したアクセサリー制作を始めました。
    まず地元の人に広め、栗山の土産品として定着できたらと思っています。任期終了後は夫の旅行会社でおもしろい・マニアックなツアーを企画し、日光市の小さな農家で農業体験を行うなど人と人を繋ぐサポートもしていきたいです。
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    何事も行動して

    まず、日光や県内在住の皆さんへ。関東の有名な地域に住んでいることを誇りに思ってほしいな。誰もが知る場所というのは、その土地に魅力があるから。またそこに住む人々も魅力に溢れています。
    野菜を分けてくれたり、壊れた物干し竿を直してくれたり、人の思いやりを感じられる温かい場所です。そして若者の皆さんへ。人生は「百聞は一見に如かず」だと思う!悩んでいるなら行動してみる。動くことで見えてくるものがありますよ。
  • 柏木 純一さん

    柏木 純一さん

    珈茶話 kashiwa店主 ラテアーティスト

    「珈茶話 kashiwa」二代目店主。「世界に一つだけのラテアート」を提供するラテアーティスト。また、日光の天然氷の切り出しに携わっているほか、日光青年会議所会員としても活動。サードプレイスは日光連山の見える景色と“人の輪の中にいられる”場所。

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    情報発信の場としてのカフェ

    現在の店を継ぐことになり、新しい波を作りたくて独学で研究し、「世界に一つだけのラテアート」を作りました。目の前に出されると誰もが思わず顔を緩めちゃう・・・。それから、日光市が合併して今市エリアへの観光客も増えたことから、カフェはまちの役割として、地元の情報が集約できる場でもありたいと考えるようになりました。あとは、日光の食文化である天然氷の切り出しをお手伝いさせていただいています。
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    日光の若者と魅力を創っていく

    青年会議所で活動していて、最近は若い世代と共存していくことの重要性を実感しています。特に地元には魅力的な人が多いから、人と人とのつながりによって色々なことが展開していくし、ネットワークが活かされているなぁって感じることが多々あるんですよね。新しいコトやモノを作り出すっていう意識を持って、日光を一つにしていくイメージで魅力を掘り起こし、若い世代と協力して日光市を盛り上げていきたいですね
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    世界の日光!に住んでいる誇りを!

    「世界の日光」に住む誇りをぜひ持って!と思うんです。そのためにはまず、自分のまちを知ることからかな。意外と自分のまちを知らないことに気付かされるはずです。それから、ムダ話をする時間や空間を大切にしてほしいですね。SNSで用件を伝えるだけでは伝わらないことが、直接話すと伝わったり。アナログな繋がり方で横の繋がりを持つことも大切ですね。それぞれの持つサークルがつながると、とてつもなく大きなサークルになり、可能性も広がっていくんだと思います。
  • 八木澤 正則さん

    八木澤 正則さん

    株式会社はちや 代表取締役

    2012年にバウムクーヘン専門店「はちや」を開業。日光商工会議所青年部所属。サードプレイスは新緑が美しい季節の鬼怒川渓谷。特に鬼怒楯岩大吊橋から望む新緑が一番のお気に入り。

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    鬼怒川温泉ならではのお土産を

    私は大学進学を機に地元を離れ、大学卒業後も宇都宮の企業で働いていました。しかし、大病を患ったのを機に地元に戻って来ることになりました。私が地元を離れた頃の鬼怒川温泉は来場客で大変賑わっておりましたが、戻ってきた頃には来場客も大きく減少しており、父が経営していた物産店とレストランは大変厳しい状況でした。
    少しずつ経営の見直しを進め、6年前に物産店を改装、日光・鬼怒川温泉の名物となるようなお菓子を作りたいと菓子製造業に転換しました。
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    地元の魅力を商品につなげる

    菓子製造業を始める上で一番大切にしたのは地元の素材を使って商品を作ることでした。地元の人間にとって当たり前のことが観光客の方々にとっては魅力的だったりする事ってたくさんあると思うんですよね。そんなことに目を向けて商売を続けて行きたいなと思っています。
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    地域外から来る人との協働

    私が暮らす鬼怒川温泉地域も高齢化や人口減少が著しく人材が不足しています。今後、是非たくさんの若者に鬼怒川温泉で活動していただきたいです。外からの目線を取り込むことによって面白いことがたくさん生まれると思います。
    年間約200万人が訪れるこの鬼怒川温泉にはまだまだ、宝の山がたくさん眠っていると思っています。たくさんの人たちのアイデアで鬼怒川温泉を活性化できればこんな嬉しいことはありません。
  • 平田 恵里佳さん

    平田 恵里佳さん

    日光金谷ホテル ブライダル課

    日光金谷ホテルブライダル課勤務。高校時代と大学時代の計5年間、海外生活を経験。サードプレイスは、日光東照宮などの世界遺産「日光の社寺」と、今市中学校のとなりの清原球場。中学の友達との思い出あふれる、エネルギーチャージの場。通るたびにあの頃を思い出し、元気になれる。

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    海外経験を日光に還元!

    高校でのアメリカ留学がきっかけで、海外の大学へ進学しました。心理学を専攻し、接客が好きな自分を発見したんです。留学経験を生かし英語を使ってできる今の職はやりがいがあって、楽しいです。特に嬉しかったことは、外国人客の結婚式で、「プランナーとして母国に連れて帰りたい」と言われたことですね。仕事に自信が持てた瞬間かな。日光の生活には、地域のつながりの強さを感じますね。四季の移り変わりがとても素敵で暮らしやすいのも魅力です。
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    世界遺産挙式の魅力を伝えたい!

    今、和装婚人気が高まっていて、都内や県外の方の婚礼が多くなってるんですよ。世界遺産で挙式ができる素晴らしさ!に関わるたびに、日光市出身の方にも、ぜひここで式を挙げてほしいと思っちゃいますね。
    今後はもっと海外のお客さんが日光に増えると思うので、ハワイ・タヒチに並ぶ婚礼地として、日光を選んでいただけるようにさらに努力したいですね。出会いは奇跡!今後も一つひとつの出会いを大切にしていきたいです。
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    日光を愛してみて!

    若い方からすると、地元には何もないと思ってる人も多いかも・・・。私もそうでした(笑)。でも今改めて思うのは、何もないからこそ考える力が伸びるということ。また、少し違った角度で見直すと、今まで気づかなかった、実に多くのものがあることにハッと気づくはず。まずは今、楽しいと心から思えることをがむしゃらにやってみてください。そして、たまには地元散策もおススメです。日光の魅力に気づけますよ。日光に誇りを持って生活していってほしいです。
  • 小野崎 一さん

    小野崎 一さん

    国民宿舎かじか荘 代表取締役支配人

    足尾の国民宿舎かじか荘を運営。新関東観光株式会社代表取締役も務める。家業の旅行業のノウハウも活かし、足尾銅山を中心とした地域の歴史を体験できるプログラムを提供している。サードプレイスは緑が復活してきた足尾の山々。

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    足尾銅山の歴史を観光に活かす

    足尾で曽祖父の代の130年前から写真館を営んできました。かつて銅山で栄えていた足尾銅山の近代化・産業化の歴史を写真に残してきました。
    私は6年前から国民宿舎かじか荘の運営を任され、今はそちらを中心に足尾銅山とそれにまつわる地域の暮らしや食、文化、自然などを地域外の人たちに体験してもらう各種体験プログラムを提供しています。荒廃した山に植林したアカシアから採取したハチミツも美味しいですよ!
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    地域の歴史を伝えていきたい

    足尾は明治時代の急速な近代化によって銅の採掘量が増大し、地域は栄えたものの日本で最初の公害問題も起きました。でも、そんな栄枯盛衰も含めた地域の歴史全てを私はきちんと残していきたいんです。今後は地域で連携して環境学習のツアーを充実させ、地域外の人たちにもここを訪れてもらうことで、ここが再生の道を歩んでいることを知って欲しいです。煙害により禿げ山になった山々に、緑が戻りつつある光景をぜひ見てください。
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    足尾での体験を未来に活かして

    かじか荘では、115年前に古河掛水倶楽部で重役たちに提供されていたフランス料理を再現する試みをしています。また、復興しつつある山林から採取したハチミツでソフトクリームなども作っていますし、温泉だってあります。このように足尾には、銅山によってもたらされた恩恵や自然の恵みも存在していることを、足尾での体験を通じてぜひ理解して欲しいですね。そして、足尾の産業遺産も含めて未来に活かしてもらえたら嬉しいです。
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